S1で一列になるレセプション隊形って?ポジション通りにプレーできる? バレーボール
※作成途中
概要
S1ローテーションで一列になるレセプション隊形、OHがレフトでOPがライトでプレーできる隊形について解説します。
また、S1の対策についてもご紹介します。
目次
ざっくりまとめ
[ざっくりまとめを書く]
ローテーションって?
バレーボールにはローテーションというルールがあります。
サイドアウト(サーブ権を得る=相手がサーブ権を持っているラリーで得点する)すると時計回りに1つ回ります。
※バレーボールでは得点したチームが次のラリーのサーブ権を得ます
ルール的に、前衛/後衛でプレーの制限が違ったり、相手がサーブを打つ瞬間まではプレイヤー同士が決められた位置関係にいないといけないので、
戦術を理解する上でとても重要なルールです。
詳しくは、こちらを参照ください。
[参考リンク]
S1って?
S1はセッターがポジション1(バックライト)にいるローテーションを指します。
コートポジションとしては、こうなります。 ※一般的な、バックオーダーの場合
[画像]
そして、レセプション隊形としてはこうなります。
[画像]
アタック隊形はこうなります。
[画像]
S1の特徴は?
このS1ローテーションの特徴としては、ライト側でプレーすることが多いOPがレフト側、レフト側でプレーすることが多いOHがライト側でプレーすることです。
※OP:オポジット、OH:アウトサイドヒッター
また、左利きはレフト側、右利きはライト側からのスパイクが、利き手と逆側からセットセットされたボールが飛んでくるので、打ちづらいと言われています。
- 打点は利き手側に広いため
- スパイクジャンプで踏み込んだ際、セッターに背中側が向くため
そのため、このS1ローテーションは苦手とされがちです。
S1の対策は?
この対策として一般的なのは、
- OP/OHのメンバーチェンジ
- OP/Sのメンバーチェンジ(2枚替え)
- レセプション隊形の変更(OPが回り込む)
があります。
1.OP/OHのメンバーチェンジ
シンプルですね。
そのポジションが苦手なプレイヤーがいるなら、メンバーチェンジしてしまう。
2.OP/Sのメンバーチェンジ(2枚替え)
S1をS4にしてしまう方法です。 S1が苦手なら、S4にしてしまえってことですね(笑)
これなら、OP/OHが本来の場所でプレーできます。
コートポジション
[画像]
レセプション隊形
[画像]
アタック隊形
[画像]
3.レセプション隊形の変更(OPが回り込む)
Twitterで質問をいただいたりしました。 どちらかというと珍しい方法ですね。
一般的なレセプション隊形は前述の通りですが、この場合は↓画像のようなレセプション隊形を取ります。 そして、OPはライト側に回り込んで、ライト側でプレーします。
相手がサーブを打った後ならプレーする場所は自由なんだから、打ちたいところまで移動してしまえ!ってことですね(笑)
ポジション
[画像]
レセプション隊形
[画像]
アタック隊形
[画像]
この方法は、目にすることがあまり多くないので最初は戸惑うかもしれませんが、 S1ローテーションの特徴が分かれば、プレーの意図も見えてきますね。
最後に
というわけで、S1ローテーションに関する解説でした!
S1でサイドアウトできないことを「S1病」と言ったりするほど、よく見られる特徴です。
もちろん、フォームやトレーニングによるので改善が可能です。右利きOPも左利きOHも素晴らしいプレイヤーがいますよね。
ただ、それにしても得手不得手はあるものなので、知っていると実践でも観戦でも役に立つと思います。
いつも通り、ご質問や感想、異論反論など大歓迎です! よろしくお願いします(^^)